【プロジェクト】1150年余の歴史上初、祇園祭の鉾が海を渡った

Portland Japanese Garden  -Year of Kyoto 2018-  プロジェクトコーディネート

プロジェクト概要

米国オレゴン州ポートランドにある「Portland Japanese Garden(以下、PJG)」は、1967年に開園した本格的な日本庭園です。「日本国外にある中でも最も美しく本格的な日本庭園」と称されており、地元住民やポートランドを訪れる人々に静寂の場と日本文化の体験を提供しています。

2017年4月には、建築家・隈研吾氏の設計により「Cultural Village」として三つの和風建築物が完成し、これを機に2018年より毎年、日本各地の祭礼文化や工芸、各種文化・芸能を紹介していくプロジェクトがスタートしました。その第一弾として2018年は「Year of Kyoto」と題し、京都の伝統工芸や伝統芸能、アート、食文化等を発信することになり、COS KYOTOは京都における以下の業務を担当しました。

「Year of Kyoto」シンポジウム -京都から世界への庭園文化継承- の運営(2018年 4月26日)

千年の都・京都で育まれた庭園文化に改めて立ち返り、海外の日本庭園におけるこれからの活動と課題について対話するシンポジウム。

①建築家・隈 研吾氏による基調講演「桂離宮、タウト、僕」
②隈 研吾氏・福井県立大学長 進士 五十八氏の対談(司会:PJG庭園責任者 内山 貞文氏)
③茂山 逸平氏による狂言披露「からころも」特別バージョン
④交流パーティ
⑤上記プログラムに係る会場設営、関係各所との調整およびディレクション(隈氏、進士氏との調整はPJG様が担当)

会場:金剛能楽堂(京都)
機材:株式会社響映
同時通訳:株式会社アイビーインターナショナル
ケータリング:株式会社AWASE
写真撮影:桑島薫
映像撮影:SHINSEKI
協力:京都信用金庫
運営協力:株式会社日商社

レセプション・パーティの運営(2018年 4月27日)

①会場準備および関係各所への調整
②事前の来場者招待および受付〜全体のマネジメント
②立食パーティ(たん熊北店による特別メニューのケータリング)
③舞妓による舞披露
④渉成園 庭園ライトアップ

会場協力:東本願寺 渉成園(京都)
ケータリング:たん熊北店
舞披露:(公財)京都伝統伎芸振興財団
ライトアップ:デザインオフィス ルミノシティ
同時通訳:株式会社アイビーインターナショナル
日本酒協賛:月桂冠
写真撮影:桑島薫
協力:株式会社松栄堂、京都信用金庫、植彌加藤造園株式会社
運営協力:株式会社日商社

Behind the Shoji : Kyoto Market place(2018年7-9月)における京都の工芸品の展示・販売コーディネート

京都を中心とした関西の工芸品販売

会場:Portland Japanese Garden(ポートランド)
販売商品:永楽屋 (手ぬぐい)
大橋常商店(扇子)
      高野竹工(竹工芸)
      潮 桂子(陶芸)
      宮脇賣扇庵(扇子)
      加藤美樹(陶芸)
      陶あん(陶芸)
      加藤泰一(陶芸)
      小倉智恵美(竹工芸)
      竹野染工(手拭)
      あかり工房 吉野 (吉野杉のランプ)

ポートランド日本庭園での祇園祭イベントの開催(2018年9月15日〜11月4日) 

会場:Portland Japanese Garden(ポートランド)

①綾傘鉾および見送りの展示(※展示は9月15日〜11月4日)
②長刀鉾のお囃子披露の調整
③ポートランド日本庭園 オリジナル提灯制作
 
提灯:奥川提灯店
協力:公益財団法人祇園祭山鉾連合会
長刀鉾祇園囃子保存会
綾傘鉾保存会

1100年余りの歴史を持つ祇園祭の山鉾が、海を超えて海外の地で展示されたのは歴史上初めてのこと。歴史ある祭である故に”これまでに前例がないこと”を実現するには、時間と労力を要するプロジェクトでしたが、綾傘鉾保存会の皆様をはじめ、たくさんの方々の熱意とご協力により無事、成功を収めることができました。

CREDIT
主催:Portland Japanese Garden
運営:Portland Japanese Garden、ポートランド日本庭園「Year of Kyoto」実行委員会
事務局:COS KYOTO株式会社

この記事を書いた人

COS KYOTO株式会社

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