【プロジェクト】京都のモノづくり現場とドイツを中心とした海外のアーティストをオンラインでつなぐ「ONLINE KOBO プロジェクト」

プロジェクト概要

ゲーテ・インスティトゥートは、国際的な文化交流・文化協力を行うドイツの公的な国際文化交流機関です。京都にあるゲーテ・インスティトゥート ヴィラ・鴨川は、「アーティスト・イン・レジデンス*」として、ドイツのアーティストを招聘し、京都に滞在しながら創作活動を行う機会を提供してこられました。しかし、コロナ禍により、アーティストたちの来日がなくなり、これまでの創作活動や交流が制限されるようになりました。

そこで、ゲーテ・インスティトゥートとCOS KYOTOは、オンラインを通じて日独のアーティストと職人が距離を越え、”モノづくり現場”を通じて交流する機会を持つことで、お互いの仕事にインスピレーションや新たな視点、アイデアの創発につなげたい、という想いから「ONLINE KOBO」を始めました。様々な分野のモノづくり現場から、製造工程や製造技法、モノづくりに対する思想や想いをオンラインで繋いで交流する、それが「ONLINE KOBO」プロジェクトです。

(* 招聘されたアーティストが、ある土地に滞在し、作品の制作やリサーチ活動を行なうこと、またそれらの活動を支援する制度)

vol.1 匠弘堂(社寺建築)

京都にある社寺建築の工房、匠弘堂さまの神社の修復現場から配信いたしました。時代を超えて存在し続ける建物であるために、日本特有の気候・風土を踏まえて進化・継承されてきた「修理することを前提として建てられる日本の木造建築」について話が盛り上がりました。

vol.2 昭楽窯(楽焼)

亀岡にある楽焼の陶工、昭楽窯さまより配信いたしました。お茶会の席でお茶を美味しく飲んでいただくことを目的として生み出される楽焼。一般的な陶芸とは全く異なる、独特な製法に驚きの連続でした。

vol.3 南條工房(佐波理製鳴物製造)

宇治にある佐波理製鳴物製造の工房、南條工房さまより配信いたしました。190年もの中で培われてきた伝統的な手法で、一つひとつ生み出されるおりん。南條工房さんの特徴である、すーっと美しくのびゆくおりんの音色に、仏具の枠を超えた新しい可能性を感じる、そんな時間でした。

vol.4 佐藤喜代松商店(漆製造)

京都の漆屋さん、佐藤喜代松商店さまより配信いたしました。漆と言えばお椀やお箸などテーブルウェアの印象が強いですが、実は友禅の型紙や、捺染(なっせん)紙、スクリーン製版資材など、様々なモノづくり現場で使われている材料であることを知り、漆の奥深さを感じる内容となりました。

ONLINE KOBO参加の皆様の様子

CREDIT

企画・運営:ゲーテ・インスティトゥート、COS KYOTO株式会社

通訳:中山 慶(株式会社ROOTS)

協力:一般社団法人Design Week Kyoto実行委員会

この記事を書いた人

COS KYOTO株式会社

COS KYOTO株式会社