前回のエドノミーラジオ祭り編 第3回では、「ハレとケの循環」が、私たちの日常と非日常をどのように整えてくれるのかを語りました。
今回の第4回では、京都・今宮神社で行われている「物づくり神事」と、大阪・関西万博での神輿練り行列という、二つの“祈りと実践”の現場を手がかりに、祭りの本質へと迫ります。
見どころ(聞きどころ)
- 道具に魂を込める「物づくり神事」
- 職人が自らの道具を神前に奉納し、「どの道具で、何を、どう誓うか」を言葉にする
- 誓いを経て、道具が“ただの道具”から“魂を宿した相棒”へと変わるプロセス
- 見せるための祭りではなく、“自分と向き合うための神事”としての位置づけ
- 神社の鏡は「自分を映す」ためのもの
- 大阪・関西万博での神輿練り行列、大賑わい
- 地域を超えた担ぎ手たちが作った“一回限りの共同体”
- 平日にもかかわらず全国から850人が集結
- 神主・巫女による正式な祈りが場の“軸”をつくる
- 地域ごとに異なる掛け声・囃子が混ざり合い、境界を超えた一体感が生まれた瞬間
- 多文化・多地域協働の“象徴的ハレ”として記憶に残る場面
- “神に向かう祈り”と“人へ向かう賑わい”の二重構造
- 祭りの核心は、神(自分自身)に向き合う祈りと、人の熱気や連帯を広げる賑わいの両立にある
- 神輿などの神賑わいには、“人をひとつにつなぐ”力がある
- “祈り × 賑わい”の二面性こそ、祭りが持つ普遍的な価値であると示される
祈りは神に向かうだけでなく、人へ、そして自分自身へと返っていきます。
その静かな循環が、地域の関係を結び直し、働き方や生き方までもしなやかに整えていく。
賑わいだけが祭りではありません。
職人が道具に誓いを込めるように、神輿が境界を越えて人々を結ぶように、祭りの奥には“モノやヒトに向き合う尊さ”が息づいています。
神事の静けさと、賑わいの熱。
この二面性こそ、祭りが本来もつ価値なのだと思います。
多くの人にとって祭りは賑やかな場面が印象的ですが、もし神事から立ち会うことができたなら、その両方に身を置き、祭りという営みの力をより深く味わえるのではないでしょうか。
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